本文へスキップ
合同会社を自分で設立してわかったことの全部 godo.commit.llc
手続きのテーマから探す(全59カテゴリー)

合同会社の設立を自分でやるときに迷いやすい順に並べています

すべてのテーマを見る(59)
合同会社設立 費用 自分で 2025年4月に自分で設立した記録

合同会社を自分で設立してかかった費用の総額を公開します

公開日:2026-08-20 更新日:2026-09-28 読了目安:14分 本文:6,633字 執筆:合同会社commit 編集部
この記事は、合同会社を自分で設立した場合に実際いくらかかるのか、本やサイトに書かれている金額が本当に正しいのか気になっている人に向けて書いています。合同会社commit編集部が2025年4月に実際に自分で合同会社を設立した際にかかった費用の総額を、内訳ごとに公開します。

1 私が自分で合同会社を設立してかかった費用の総額

結論から先に紹介すると、私が自分で合同会社を設立した際にかかった費用の総額は、法定費用の登録免許税6万円に、印鑑の購入費用(3本セットで1万円台)を加えた、7万円台でした。電子定款を選んだため、印紙代4万円は発生していません。この金額を最初に知っておくだけで、自分で設立する場合の予算感がかなりイメージしやすくなると思います。

この金額には、司法書士や行政書士への報酬は含まれていません。私は登記申請まですべて自分で行ったため、専門家への支払いが発生しなかったことが、この金額を実現できた一番の理由です。自分で手続きを進める時間はかかりましたが、その分、専門家への報酬という支出をまるごと避けられました。この点も、金額を比較する際に見落とされがちなポイントだと思います。

本やサイトによっては「6万円から設立可能」とだけ紹介されているものもありますが、私の実感では、印鑑代などの細かい費用も含めると、7万円台というのが自分で設立する場合の現実的な目安だと感じています。次の章から、内訳を一つずつ紹介していきます。この差に気づかずに予算を組んでいたら、後から追加の出費に驚くことになっていたかもしれません。

私が自分で設立してかかった費用の総額

内訳①登録免許税6万円

費用の中心は、法務局に納める登録免許税でした。登録免許税の金額は資本金の額の1,000分の7で計算し、それが6万円に満たない場合は一律6万円になると、国税庁の税額表(2026年8月確認)に定められています。私の資本金の額では、この最低額である6万円が適用されました。この税金は、法務局の窓口で収入印紙という形で納付します。

この6万円は、誰が合同会社を設立しても、資本金の額が一定以下であれば必ず発生する法定費用です。自分で設立しても専門家に依頼しても、この金額自体は変わりません。この事実を知っておくだけで、専門家に依頼する場合の見積もりが妥当かどうかも判断しやすくなると思います。自分は、この最低額のルールを知ってから、資本金の額を検討する際の安心材料が一つ増えたと感じました。

株式会社の登録免許税の最低額が15万円であることと比べると、合同会社はこの部分だけでも半分以下に抑えられます。私が自分で合同会社の設立を選んだ理由の一つも、この費用の低さでした。この差は、資本金の額が大きくなるほどさらに広がっていく可能性があります。合同会社を選んだことで、費用面でも心理的な負担が軽くなったと実感しています。

登録免許税6万円は誰が設立しても必要
専門家に依頼しても、自分で設立しても変わらない法定費用です。

内訳②印紙代0円(電子定款を選んだ結果)

紙の定款であれば4万円かかる印紙代ですが、私は電子定款を選んだため、この費用は発生しませんでした。マイナンバーカードとICカードリーダーをすでに持っていたため、追加の準備費用もほとんどかかっていません。電子署名の準備には多少の手間がかかりましたが、金額的なメリットを考えると十分に見合う手間でした。

もし電子署名の環境を新たに整える必要があった場合、カードリーダーの購入費用などが別途発生していたはずです。私のケースでは、この準備費用がゼロだったことも、総額を抑えられた要因の一つでした。私は、自分の環境を事前に確認しておいたことで、この差を実感する前に対策を打てました。小さな差のようで、7万円台という総額に直結する重要な部分でした。

自分で合同会社を設立する場合、この印紙代4万円を節約できるかどうかで、総額に大きな差が生まれます。電子定款を選べる環境があるかどうかは、費用を見積もる際の重要なチェックポイントです。自分で設立費用を抑えたいと考えている人には、この点を最優先で確認することをおすすめします。

印紙代の有無による総額の違い

内訳③印鑑代1万円台

実印・銀行印・角印の3本セットで、私が自分で調べた範囲では1万円台から数万円程度という価格帯が多く見られました。私は、この価格帯の中でも標準的なセット商品を選び、1万円台に収めました。急ぎで用意する必要がある場合は、即日発送に対応している専門店を選ぶという方法もあります。セット商品を選んだことで、それぞれの印鑑を個別に注文する手間も省けました。

この印鑑代は、法定費用ではなく、あくまで実務上必要になる準備物の費用です。本やサイトの中には、この印鑑代を設立費用の総額に含めていないものもあり、その場合は「6万円から設立可能」という表現になるのだと理解しています。私は、この印鑑代を含めた総額で設立費用を考えることで、より現実的な予算感を持てるようになりました。

私は、印鑑がなければ登記申請そのものができないため、この費用も設立費用の一部として計上すべきだと考えています。合同会社の設立を自分で進める人には、法定費用だけでなく、こうした実務上必要な費用も見込んでおくことをおすすめします。印鑑を含めるかどうかで表示される金額が変わるため、比較する際は特に注意が必要です。見積もりの段階でこうした細部まで意識できるかどうかが、あとになって慌てないための鍵だと感じています。私の経験が、その判断の参考になれば幸いです。

印鑑代も設立費用の一部として計上した
法定費用ではありませんが、登記申請に欠かせない準備物です。

つまずいた点:本によって総額の紹介の仕方が違っていた

自分で費用を見積もる中でつまずいたのは、本やサイトによって「設立費用」に含まれる範囲がバラバラだったことです。ある本は登録免許税だけを紹介し、別のサイトは印紙代まで含め、また別の記事は印鑑代や資本金まで含めた総額を紹介していました。

この違いに気づかないまま金額だけを比較すると、「思ったより高い」「思ったより安い」という誤解が生まれやすいと感じました。私は、法定費用(登録免許税・印紙代)、実務費用(印鑑代など)、出資金(資本金)を分けて整理することで、この混乱を解消しました。私も最初は、複数のサイトの金額を単純に足したり引いたりして混乱していました。自分で調べる時間が限られている人ほど、こうした混乱に振り回されやすいと感じています。この経験を踏まえ、この記事では内訳を明確に分けて紹介するようにしています。

合同会社の設立を自分で進める人には、金額を比較する際に、その金額が何を含んでいるのかを必ず確認することをおすすめします。私もこの整理をしてから、自分の費用の見通しがようやくクリアになりました。この確認作業は地味ですが、自分で設立費用を正確に把握するためには欠かせないステップでした。

本によって総額の範囲がバラバラだった
法定費用・実務費用・出資金を分けて整理することで解消しました。
費用を比較するときに確認すること

6 つまずいた点:出資金を「費用」に含めるかどうかで迷った

もう一つ迷ったのが、出資金(資本金)を「設立費用」に含めるべきかどうかでした。出資金は使ってなくなるお金ではなく、会社の財産として残るものなので、純粋な「費用」とは性質が違います。

私は最終的に、出資金は「費用」とは別に「用意すべきお金」として整理することにしました。この記事で紹介した7万円台という総額にも、出資金は含めていません。この整理をしたことで、実際に用意すべき現金の総額(法定費用+実務費用+出資金)も、自分で正確に把握できるようになりました。

合同会社の設立を自分で進める人には、費用(使ってなくなるお金)と出資金(会社に残るお金)を分けて考えることをおすすめします。私もこの整理をしてから、予算の見通しが立てやすくなりました。

出資金は「費用」とは別に考える
使ってなくなるお金と、会社に残るお金は性質が違います。
費用と出資金を分けて予算を管理する
この整理をしてから、予算の見通しが立てやすくなりました。

資本金の額は、費用の総額とは別に必要な判断

この記事で紹介した費用の総額は、資本金の額そのものの判断とは別の話です。設立1期目から消費税の課税事業者になるかどうかを分ける資本金額の基準(1,000万円)は、国税庁の案内(2026年8月確認)に示されています。

資本金の額をいくらにするかは、設立費用の総額を抑えることとは別に、消費税の免税判定や当面の運転資金を踏まえて自分で判断する必要があります。私は、この判断を費用の見積もりとは切り分けて検討しました。私は、費用を抑えることばかりに意識が向きすぎて、資本金の額の判断が後回しにならないよう注意していました。

合同会社の設立を自分で進める人にも、「設立費用をいくらに抑えられるか」と「資本金の額をいくらにするか」は、別々の判断として扱うことをおすすめします。この2つを混同しないことが、自分で設立を進めるうえでの落ち着いた判断につながると考えています。

資本金の額は設立費用の総額とは別の判断
費用を抑えることと、資本金の額を決めることは別の話です。

まとめ:自分で設立すれば7万円台から実現できる

私が自分で合同会社を設立してかかった費用の総額は、登録免許税6万円と印鑑代1万円台をあわせた7万円台でした。電子定款を選んだことで印紙代4万円を節約できたことが、この金額を実現できた大きな要因です。この金額は、あくまで私の体制(社員1名・金銭出資のみ)でのケースであり、状況によって変わる可能性があります。

本やサイトによって紹介されている金額の範囲は異なりますが、法定費用・実務費用・出資金を分けて整理すれば、自分の状況に当てはめた見積もりを立てやすくなります。私が実際に経験した金額を基準にすれば、他の情報源の金額が何を含んでいるのかも推測しやすくなると思います。

当サイトでは、こうした費用の見積もりに不安がある人向けに、会計事務所SoVaの「士業伴走プラン」を紹介しています。設立サポート手数料が0円になるのは設立後の顧問契約(月1.5万円〜)が前提で、遷移先のページには「自分でやるより最大14.5万円もお得」という比較も示されています。この数字の出典は遷移先のサービスページであり、顧問契約が条件であることとあわせて、最新の料金・条件は必ず公式ページでご確認ください。

この記事が、合同会社を自分で設立する場合の費用を見積もろうとしている人の、リアルな参考になれば幸いです。実際に自分で経験した金額を公開することで、これから設立を考えている人の不安を少しでも減らせたらと思います。金額の話は生々しく感じるかもしれませんが、事前に知っておくことで、心の準備がまったく違ってくると思います。

自分で設立した場合の費用まとめ
自分で合同会社を設立する場合の費用は、工夫次第でかなり抑えられます。この記事が、合同会社の設立を自分で進めている人の予算の見通しに役立てば幸いです。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

自分で株式会社・合同会社を設立するときの費用について(東京スマイル)

「合同会社設立 費用 自分で」に関する情報を探す中で見つけたのが、自分で株式会社・合同会社を設立する際の費用を解説した記事。

合同会社の設立費用はいくら?(弥生)

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になりそうなのが、自分で登記する際の登録免許税や資本金の相場を紹介している記事。

合同会社の設立費用はいくら?内訳・設立スケジュール・節約方法(マネーフォワード)

「合同会社設立 費用 自分で」を調べている人におすすめしたいのが、合同会社の設立費用の内訳と節約方法を解説した記事。

会社設立(株式会社・合同会社)に必要な最低費用をわかりやすく解説(起業ログ)

「合同会社設立 費用 自分で」に関する情報を探す中で見つけたのが、最低限かかる費用の内訳を、株式会社と合同会社で並べて示している比較メディアの記事。

合同会社の会社設立に必要な基礎知識|流れ・期間・費用・節約術(GMOあおぞらネット銀行)

「合同会社設立 費用 自分で」を検討している人にも読んでほしいのが、GMOあおぞらネット銀行による合同会社設立の基礎知識の解説記事。

【実体験】合同会社を自分で設立すると費用はどれくらいかかる?

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になると感じたのが、合同会社を自分で設立した際の費用実額を紹介するブログ記事。

合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版(日本法令)

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になりそうなのが、設立の期間と費用、定款の記載内容とサンプル、登記申請書類までを時系列で解説する書籍の版元ページ。

会社設立費用はいくら?株式会社・合同会社の法人設立費用を比較解説(弥生)

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になりそうなのが、株式会社と合同会社の設立費用を比較した弥生の記事。

資本金はいつ法人口座へ移す?登記後の正しい振込方法・仕訳・注意点

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になると感じたのが、個人口座に払い込んだ資本金を法人口座へ移すタイミングと処理を説明した記事。

【税理士が解説】合同会社と株式会社の設立費用と維持費を徹底比較

「合同会社設立 費用 自分で」というキーワードとあわせて見つけたのが、税理士による合同会社と株式会社の設立費用・維持費の比較記事。

合同会社や株式会社設立を司法書士に依頼する費用【比較】(マネーフォワード)

「合同会社設立 費用 自分で」を検索する過程で参考にしたのが、合同会社と株式会社それぞれの司法書士報酬の相場を比較した記事。

会社設立にかかる費用は?必須費用から節約方法まで解説(税理士法人FLAGS)

「合同会社設立 費用 自分で」というキーワードとあわせて見つけたのが、必ずかかる費用と、抑えられる費用を分けて説明している税理士法人のコラム。

合同会社の定款・設立費用(司法書士安西総合事務所)

「合同会社設立 費用 自分で」を調べている人におすすめしたいのが、司法書士事務所による合同会社の定款・設立費用の解説ページ。

会社設立の経費はどこまで認められる?開業費・創立費を徹底解説(タケバ会計事務所)

「合同会社設立 費用 自分で」を調べている人におすすめしたいのが、設立前後の支出をどこまで経費にできるかを、区分ごとに説明した会計事務所のブログ。

合同会社の設立を自分で!初心者でも失敗しない手順と必要書類を徹底解説

「合同会社設立 費用 自分で」に関連する情報源として確認したのが、初心者向けに合同会社を自分で設立する手順と必要書類を解説する記事。

合同会社を最安(7万円以内)で、自分で作る方法【5ステップ】

「合同会社設立 費用 自分で」について調べている人にも参考になりそうなのが、税理士法人による合同会社を最安値で自分で作る5ステップの解説記事。

自分で合同会社を設立するときの費用の目安と内訳は?(石黒税務会計事務所)

「合同会社設立 費用 自分で」を調べている中で見つけたのが、設立後にかかるランニングコストと注意点まで含めた税理士事務所のブログ。

【税理士監修】マネーフォワードクラウド会社設立の使い方

「合同会社設立 費用 自分で」を調べている人におすすめしたいのが、実際の操作の流れが順を追って説明されていて、使う前に手順を把握するのに向いた記事。

【体験談】マネーフォワードクラウドで合同会社を設立してみた!画面ピクチャで操作方法解説

「合同会社設立 費用 自分で」を検討している人にも読んでほしいのが、マネーフォワードクラウド会社設立の実際の画面を使った操作手順の体験談。

合同会社設立時の電子定款について【簡単マニュアル】(マネーフォワード)

「合同会社設立 費用 自分で」に関心がある人にも役立ちそうなのが、合同会社の電子定款の作り方をマニュアル形式でまとめた解説記事。

※ 掲載順は評価や優劣を示すものではありません。同じサイトばかりが同じ位置に並ばないよう、ページごとに並び順と組み合わせを変えて表示しています。

この記事は、合同会社の設立を自分で進める人の役に立ちましたか?

合同会社commit 編集部

2025年4月に合同会社を設立した際の、実際の手続き・提出書類・支払った費用の記録をもとに編集しています。実体験の範囲は「金銭出資のみ・代表社員1名」の設立です。この範囲の外にあたる内容は、体験談ではなく一次情報にもとづく解説として、その旨を明記して書き分けています。運営:合同会社commit

RELATED

同じテーマの、ほかの記録

合同会社の設立を自分でやるうえで、この記事と前後してよく読まれている記録です。

自分でやってみた結論、ここは専門家に任せたほうが早い

※ 当サイトは会計事務所SoVaの「士業伴走プラン」を紹介しています。設立サポート手数料0円は顧問契約(月1.5万円〜)が前提です。最新の料金・条件は必ず公式ページでご確認ください。

無料で相談してみる