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会社員 合同会社設立

会社員から退職して合同会社の代表社員になるまでの手続き、実際の流れ

この記事は、会社員を退職して合同会社の代表社員になろうとしていて、退職の手続きと会社設立の準備をどう並行して進めればいいのか知りたい人に向けて書いています。前回の記事では会社員のまま設立する場合の制度を紹介したので、この記事では、私たちが実際に退職してから合同会社の代表社員になるまでに行った手続きの流れをまとめています。

退職前に済ませておいた準備

私たちは、在職中に合同会社の定款作成や必要書類の準備を進め、退職後すぐに登記申請できる状態を整えておきました。在職中は本業があるため、平日の夜や休日を使って準備を進めることになりましたが、退職後に慌てて準備を始めるより、心理的な余裕を持って進められたと感じています。

ただし、在職中に会社設立の準備を進めること自体が、勤務先の兼業規定に抵触しないかは、事前に確認しておく必要があります。私たちは、登記申請自体は退職後に行う前提で準備し、この点をクリアにしていました。定款作成や書類の下書きといった準備行為そのものが問題視されるケースは少ないと考えられますが、不安な場合は事前に確認しておくと安心です。

退職前に済ませた準備
準備行為自体が問題になるケースは少ない
不安な場合は事前に勤務先へ確認しておくと安心です。

退職手続きと社会保険の切り替え

退職時には、勤務先の健康保険・厚生年金保険から脱退する手続きが行われます。私たちは、退職日の翌日から合同会社の登記完了・社会保険の新規適用までの間に空白期間が生じないよう、スケジュールを慎重に調整しました。

空白期間が生じる場合、国民健康保険・国民年金への一時的な切り替えが必要になるという情報も確認しており、私たちはこの切り替えが発生しないよう、退職日と登記申請のタイミングを近づけるようにしました。仮に空白期間が生じても、あとから遡って手続きできる制度もあるという情報を確認していたため、必要以上に焦らず計画を立てられました。

社会保険の空白期間が生じないよう調整
退職日と登記申請のタイミングを近づけました。
遡っての手続きも制度上は可能
空白期間が生じても必要以上に焦る必要はありません。

登記申請から代表社員就任までの流れ

退職後、私たちは速やかに登記申請を行い、登記完了と同時に代表社員に就任しました。登記完了日が会社の成立日であり、同時に代表社員としての地位も発生するという理解のもとで進めています。

この一連の流れをスムーズに進めるためには、退職前の準備段階で書類をほぼ完成させておくことが重要だと実感しました。

退職から代表社員就任までの流れ
在職中の準備が一連の流れを速くする
書類をほぼ完成させておくことがスムーズな移行の鍵でした。

住民税の切り替えも忘れずに確認した

会社員の間は給与から天引きされていた住民税が、退職後は自分で納付する形(普通徴収)に切り替わります。私たちは、この切り替えのタイミングも会社設立の準備と並行して確認し、納付書が届くスケジュールをあらかじめ把握しておきました。

会社設立後、法人としての税務手続きに気を取られていると、個人の住民税の納付を見落としがちになると感じたため、この点も忘れずにチェックリストに加えていました。

住民税は普通徴収への切り替えを確認
納付書が届くスケジュールを事前に把握しておきました。

5つまずき:退職金・雇用保険の扱いを見落としかけた

退職時には、退職金の受け取りや、雇用保険の失業給付に関する手続きもあります。私たちは会社設立の準備に気を取られ、これらの手続きを一時的に後回しにしてしまい、あとから慌てて対応することになりました。

合同会社の代表社員(役員)は、原則として雇用保険の失業給付の対象外になるという情報も確認しており、退職後すぐに会社を設立する場合は、この扱いについても事前に理解しておくことをおすすめします。私たちは、退職後の資金計画をこの点を踏まえて立て直す必要があり、当初の見込みより慎重な計画に修正しました。

退職金・雇用保険の手続きも並行して確認
会社設立の準備に気を取られて後回しにしないよう注意しました。
代表社員は失業給付の対象外になる場合がある
退職後すぐに会社を設立する場合は事前に理解しておきましょう。

限界:退職のタイミングは個人の状況によって異なる

この記事で紹介した流れは、私たちの退職・設立のタイミングにもとづくものです。有給休暇の消化や、引き継ぎ業務の状況によって、実際のタイミングは人それぞれ異なります。この記事をそのまま真似るのではなく、自分の状況に合わせて計画を立てることをおすすめします。

扶養家族がいる場合や、住宅ローンの審査への影響を考慮する必要がある場合は、退職と会社設立のタイミングをさらに慎重に検討する必要があると考えられます。この点は私たちの体験だけでは語りきれない部分です。

タイミングは個人の状況によって異なる
自分の状況に合わせて計画を立てましょう。

まとめ:在職中の準備と社会保険の空白期間の管理が鍵

会社員から退職して合同会社の代表社員になる場合、在職中にできる限り準備を進めておき、社会保険の空白期間が生じないようスケジュールを調整することが、スムーズな移行の鍵でした。退職金・雇用保険の手続きも忘れずに並行して進めることをおすすめします。

前回の記事で紹介した会社員のまま設立する場合の制度と、この記事で紹介した退職してからの実際の流れをあわせて確認することで、自分に合った進め方を検討できるはずです。会社員を続けながら設立するか、退職してから設立するかは、それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の事業計画や家族の状況に応じて判断する領域だと感じています。私たちは退職を選びましたが、これがすべての人にとって正解というわけではありません。

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この記事が、退職して合同会社を設立しようとしているあなたの参考になれば幸いです。

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