合同会社設立を最短で目指した結果、逆に増えた確認作業を記録した

最短を目指したからこそ増えた「事前チェック」の回数
自分は、補正で手戻りが発生すると最短のスケジュールが崩れてしまうため、通常であれば1回で済ませるところを、法務局の相談窓口での事前チェックを複数回に分けて受けるようにしました。結果的に、最短を目指したことが、確認の回数を減らすのではなく増やす方向に働いたと感じています。
急いでいるからこそ、間違いによる手戻りが致命的になるという逆説的な状況に気づいたのは、実際に準備を進めてから数週間経ってからのことでした。


書類のダブルチェック体制を作った
一人で作業していると見落としに気づきにくいため、私は家族に第三者の視点で書類を見てもらうというダブルチェックの体制を作りました。この作業自体には追加の時間がかかりましたが、結果的に補正のリスクを下げ、全体としては最短のスケジュールを守ることにつながったと感じています。

一次情報の確認作業に時間をかけた
最短を目指すからこそ、不確かな情報のまま進めて後戻りすることを避けたいという思いが強くなり、結果的に一次情報(法務省・法務局・国税庁の情報)を確認する作業には、当初の想定より多くの時間を使いました。スピードを求めるほど、根拠を固める作業が重要になるという実感です。


出典:e-Gov
スケジュールに余裕を持たせる箇所を意図的に作った
最短を目指しながらも、法務局の審査期間など自分でコントロールできない部分については、あえて余裕を持たせたスケジュールを組みました。すべての工程を目一杯詰め込むのではなく、コントロールできない部分にこそ余白を残すという考え方が、結果的に安定したスケジュール管理につながったと感じています。


つまずき:「最短」という言葉に焦りを感じすぎていた
私は準備の初期段階で、「最短」という言葉に引っ張られて必要以上に焦りを感じ、確認作業を省略しそうになったことがありました。あとから振り返ると、最短を目指すことと、確認作業を省略することは別物であり、この違いを早い段階で理解しておくべきだったと感じています。

限界:最短と確実さのバランスは事業状況によって変わる
この記事で紹介した私のバランスの取り方は、代表社員1名というシンプルな体制での経験です。事業内容や関係者の数によっては、確認作業にかけられる時間や、許容できるリスクの範囲が変わってくるため、この記事の内容をそのまま当てはめられるとは限りません。

まとめ:最短とは「急ぐこと」ではなく「間違えないこと」
最短で合同会社を設立するということは、単純に作業を急ぐことではなく、間違いによる手戻りを起こさないための確認作業を丁寧に行うことだったという理解に至りました。事前チェック・ダブルチェック・一次情報の確認という一見遠回りに見える作業が、結果的に最短のスケジュールを実現する土台になっていました。
前回・前々回の記事で紹介した最短のために揃えたものと削れた工程・削れなかった工程、この記事で紹介した増えた確認作業をあわせて確認することで、最短を目指すことの本当の意味が見えてくるはずです。
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この記事が、最短と確実さのバランスを考えたいあなたの参考になれば幸いです。

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