本文へスキップ
合同会社を自分で設立してわかったことの全部 godo.commit.llc
合同会社設立 銀行口座

合同会社の法人口座、ネット銀行・メガバンク・地方銀行を比較検討した記録

この記事は、合同会社の法人口座をどの金融機関で開設すればいいのか、ネット銀行・メガバンク・地方銀行のどれを選ぶべきか迷っている人に向けて書いています。前回の記事では口座開設の必要書類や審査で見られた点を紹介したので、この記事では、合同会社commit編集部が2025年4月に実際に複数の金融機関を比較検討した際の観点をまとめています。

ネット銀行を検討した理由と分かったこと

ネット銀行は、口座維持手数料が無料または低額であることが多く、振込手数料も比較的安いという特徴があります。私たちが問い合わせた範囲では、開設手続きの多くがオンラインで進められる点も魅力でした。

一方で、設立して間もない法人の場合、事業実態の確認により時間がかかることがあるという案内を受けた金融機関もありました。オンラインで完結する手軽さと、審査にかかる時間はトレードオフの関係にあると感じています。

私たちが問い合わせた複数のネット銀行では、事業内容を説明する資料(事業計画の概要やウェブサイトの有無など)の提出を求められることがありました。オンラインで完結するとはいえ、対面の金融機関と同様に、事業の実態を丁寧に説明する準備は必要だと感じています。

ネット銀行は手数料の安さが魅力
一方で事業実態の確認に時間がかかる場合もあります。
ネット銀行で求められた提出資料の例

メガバンクを検討した理由と分かったこと

メガバンクは、取引先によっては信頼感を重視して指定されることがあるという情報を見かけ、念のため候補に入れて相談しました。窓口での対応は丁寧でしたが、口座維持手数料や振込手数料はネット銀行に比べて高めである場合が多いという印象を持ちました。

大企業との取引や、将来的に融資を検討する可能性がある場合は、メガバンクとの取引実績を作っておく意味もあると聞きましたが、私たちの事業規模ではその必要性を強く感じるまでには至りませんでした。

メガバンクの窓口では、法人向けのサービスラインナップが豊富に用意されている印象を受けました。将来的に事業規模が拡大した際の選択肢の広さという意味では、メガバンクにも一定の魅力があると感じています。

メガバンクは信頼感を重視する場面で候補に
手数料はネット銀行に比べて高めの傾向がありました。
将来の事業拡大も見据えた選択肢の広さ
法人向けサービスのラインナップが豊富な点が特徴です。

地方銀行・信用金庫を検討した理由と分かったこと

地域に根ざした事業を行う場合、地方銀行や信用金庫は、地域の商工会議所とも連携した創業支援に力を入れているところがあり、相談のしやすさという点で魅力を感じました。窓口担当者が事業内容に興味を持って話を聞いてくれる場面もありました。

手数料水準はネット銀行より高めですが、対面での相談のしやすさや、地域の事業者とのつながりを重視する場合には、選択肢として検討する価値があると感じています。

地域の金融機関は、地元の商工会議所やよろず支援拠点との連携イベントを開催していることもあり、私たちが前回の記事で紹介した無料相談窓口とあわせて活用できる場面がありました。地域とのつながりを重視する事業であれば、こうした連携も選定の判断材料になると思います。

金融機関ごとの特徴(私たちが感じた印象)
対面相談のしやすさも判断材料の一つ
地域とのつながりを重視する事業には選択肢になります。

4 つまずき:手数料の比較条件がそろっておらず単純比較できなかった

各金融機関の手数料体系は、振込先が同一銀行内か他行かによって細かく分かれており、単純に「安い・高い」で比較するのが難しいと感じました。私たちは、自分たちが実際によく使うと想定される振込パターン(他行宛の振込が多いなど)を想定し、そのパターンでの手数料を比較するようにしました。

自分の事業でどのような振込が多くなりそうかを事前にイメージしておくと、手数料の比較がより実用的なものになると思います。私たちは、想定される月間の振込件数を仮に数えてみて、各金融機関の料金プランに当てはめて年間コストを試算し直しました。

自分の振込パターンを想定して比較する
同一銀行内か他行かで手数料は大きく変わります。

つまずき:屋号付き口座か法人名のみの口座かで案内が違った

一部の金融機関では、法人名に加えて屋号を付けた口座名義を作れる場合があり、私たちはこの選択肢についても確認しました。金融機関によって対応の可否が分かれており、事前に確認しないと希望する名義で開設できない可能性があると分かりました。

合同会社の名義そのものは登記事項証明書に記載された商号がそのまま使われますが、屋号を併記したい場合は、対応可否を金融機関ごとに個別に確認する必要があります。私たちは屋号の併記を希望しませんでしたが、複数の事業ブランドを展開する予定がある場合は、この対応可否が金融機関選びの決め手になることもあると思います。

屋号付き口座の対応可否は金融機関ごとに違う
希望する名義で開設できるか、事前確認が必要です。

限界:最適な金融機関は事業の取引パターンによって変わる

この記事で紹介した比較は、私たちの事業規模・取引パターンにもとづく印象です。取引先の数や振込頻度、将来の融資の可能性など、事業ごとの事情によって最適な金融機関は変わります。この記事の比較を出発点として、自分の事業に当てはめて検討していただければと思います。金融機関のサービス内容や手数料体系は変更されることがあるため、実際に比較する際は各金融機関の公式サイトで最新の情報を確認してください。

複数の金融機関を並行して口座開設できる場合もあり、私たちも最終的にはメインバンクとサブの口座を使い分ける形にしました。一つに絞りきれない場合は、複数の候補を並行して進めるのも一つの方法です。

メインバンクは対面での相談がしやすい地方銀行、サブの口座は手数料の安いネット銀行というように、用途によって使い分けることで、それぞれの強みを活かせると感じています。ただし、口座の数が増えるほど管理の手間も増えるため、むやみに増やしすぎないバランスも大切だと思います。

最適な金融機関は事業ごとに異なる
この記事の比較を出発点に、自分の事業に当てはめて検討しましょう。

まとめ:手数料・審査期間・相談のしやすさで比較する

合同会社の法人口座選びは、手数料の安さだけでなく、審査にかかる期間や、対面での相談のしやすさも含めて比較すると、自分の事業に合った金融機関を選びやすくなります。私たちの経験では、ネット銀行・メガバンク・地方銀行それぞれに異なる強みがありました。

前回の記事で紹介した必要書類・審査で見られた点と、この記事で紹介した金融機関ごとの特徴をあわせて確認することで、法人口座選びをより具体的に進められるはずです。合同会社の設立を自分で進める人にとって、法人口座は登記完了後すぐに必要になる手続きの一つなので、事前に候補を絞り込んでおくと、実際の開設作業をスムーズに進められます。

当サイトでは、こうした比較検討に不安がある人向けに、会計事務所SoVaの「士業伴走プラン」も紹介しています。設立サポート手数料は0円ですが、設立後の顧問契約(月1.5万円〜)が前提になっており、遷移先のページでは「自分でやるより最大14.5万円もお得」という比較も示されています。この数字の出典は遷移先のサービスページであり、条件とあわせて公式ページで必ずご確認ください。

この記事が、合同会社の法人口座選びで迷っているあなたの参考になれば幸いです。

金融機関選びのポイント
法人口座は一度開設すると変更に手間がかかるため、最初の比較検討が重要です。この記事が、合同会社の法人口座選びで迷っているあなたの参考になれば幸いです。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

合同会社設立後のやることリスト!税務署への届出から社会保険、銀行口座開設まで解説

「合同会社設立 銀行口座」を調べている中で見つけたのが、マネーフォワードによる、合同会社設立後のやることリストの解説記事。

合同会社設立は自分でできる?流れと設立後にやること4選を紹介!

「合同会社設立 銀行口座」について調べている人にも参考になると感じたのが、税理士法人による、合同会社を自分で設立する流れと設立後にやることの解説記事。

合同会社の設立費用はいくら?(弥生)

「合同会社設立 銀行口座」というテーマで検索していて見つけたのが、自分で登記する際の登録免許税や資本金の相場を紹介している記事。

会社設立の費用は11万〜24万円!(VSグループ)

「合同会社設立 銀行口座」というキーワードとあわせて見つけたのが、株式会社と合同会社、設立前後のコストを比較している記事。

合同会社の設立費用と手続き(みずほ銀行)

「合同会社設立 銀行口座」に関心がある人にも役立ちそうなのが、自分で設立する場合の流れと注意点をみずほ銀行が解説している記事。

自分で合同会社を設立するときの費用の目安と内訳は?(石黒税務会計事務所)

「合同会社設立 銀行口座」について調べている人にも参考になると感じたのが、設立後にかかるランニングコストと注意点まで含めた税理士事務所のブログ。

会社設立freee使って自分で合同会社(LLC)作ってみた(入野拓実税理士事務所)

「合同会社設立 銀行口座」を調べている中で見つけたのが、準備から設立後の手続きまでを税理士自身がまとめたブログ記事。

会社設立時に法人口座は必要?(マネーフォワード クラウド会社設立)

「合同会社設立 銀行口座」というキーワードとあわせて見つけたのが、銀行口座開設の方法や注意点を解説しているマネーフォワードの記事。

合同会社や株式会社設立を司法書士に依頼する費用【比較】(マネーフォワード)

「合同会社設立 銀行口座」に関心がある人にも役立ちそうなのが、合同会社と株式会社それぞれの司法書士報酬の相場を比較した記事。

合同会社の定款・設立費用(司法書士安西総合事務所)

「合同会社設立 銀行口座」に関する情報を探す中で見つけたのが、司法書士事務所による合同会社の定款・設立費用の解説ページ。

【税理士が解説】合同会社と株式会社の設立費用と維持費を徹底比較

「合同会社設立 銀行口座」に関連する情報源として確認したのが、税理士による合同会社と株式会社の設立費用・維持費の比較記事。

会社設立費用はいくら?株式会社・合同会社の法人設立費用を比較解説(弥生)

「合同会社設立 銀行口座」について調べている人にも参考になると感じたのが、株式会社と合同会社の設立費用を比較した弥生の記事。

合同会社の場合、銀行口座開設ができない?口座開設時に気を付けるポイント

「合同会社設立 銀行口座」というキーワードとあわせて見つけたのが、合同会社の銀行口座開設における注意点を解説した記事。

合同会社は銀行の口座開設ができない?対策や注意点について解説

「合同会社設立 銀行口座」について調べている人にも参考になると感じたのが、合同会社の口座開設時の対策を解説した記事。

法人銀行口座の開設(合同会社設立代行.com)

「合同会社設立 銀行口座」を調べている中で見つけたのが、合同会社設立代行サイトによる法人口座開設の解説ページ。

自分で株式会社・合同会社を設立するときの費用について(東京スマイル)

「合同会社設立 銀行口座」を調べている中で見つけたのが、自分で株式会社・合同会社を設立する際の費用を解説した記事。

合同会社設立後の手続き・やることリスト|必要書類と提出先を解説

「合同会社設立 銀行口座」について調べている人にも参考になると感じたのが、税理士法人による、合同会社設立後の手続きと必要書類・提出先の解説記事。

【会社設立後の手続き】法人登記だけじゃない!やることリストや必要書類・期限を解説

「合同会社設立 銀行口座」というキーワードとあわせて見つけたのが、freeeによる、会社設立後の手続きとやることリストの解説記事。

会社設立後にやることは?必要な手続きと提出書類一覧

「合同会社設立 銀行口座」を調べている人の参考になればと紹介したいのが、弥生株式会社による、会社設立後にやることと提出書類一覧の解説記事。

会社設立前と後にやるべきことは?やることリストや費用も紹介

「合同会社設立 銀行口座」というキーワードとあわせて見つけたのが、税理士事務所による、会社設立前後のやることリストの解説記事。

※ 掲載順は評価や優劣を示すものではありません。検索結果に表示された順・見つかった順に並べています。

この記事は、合同会社の設立を自分で進める人の役に立ちましたか?

合同会社commit 編集部

2025年4月に合同会社を設立した際の、実際の手続き・提出書類・支払った費用の記録をもとに編集しています。運営:合同会社commit

関連記事

自分でやってみた結論、ここは専門家に任せたほうが早い

無料で相談してみる

※ 当サイトは会計事務所SoVaの「士業伴走プラン」を紹介しています。設立サポート手数料0円は顧問契約(月1.5万円〜)が前提です。最新の料金・条件は必ず公式ページでご確認ください。